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自律神経の調整

はじめに

神経は適切な刺激を入れることで活性します。
運動と同じです。反復練習すると上手になるのは、「運動神経が反復刺激によって学習した」状態です。

自律神経も同様に、反復刺激を入れて「学習」すれば良いのです。
どの自律神経か?どの程度刺激するか?を見つけさえすれば、後は反復学習で強化できます。

自分の体の傾向を知り、自分にあった健康法を一緒に見つけていきましょう!

あなたにとって必要な神経はどこか?

まずは、自律神経の場所ですが

・交感神経の細胞体は、中間外側柱
・副交感神経は脳幹、仙髄

にあります。この沢山ある「自律神経の場所」の中から

・気になる症状は何か?
・特に改善の余地がある所(伸び代が大きい所)はどこか?

などを総合的に判断して、あなたにとって最も有効な自律神経のアプローチポイントを特定していきます。

図にありますように、臓器は全て自律神経にコントロールされます。
ホルモンは脳や臓器から分泌されます。感情や体調はホルモン分泌に影響を受けます。

したがって、不調の出易い場所は自律神経が関与しているかもしれません。
そして、脊椎の矯正箇所(検査で陽性反応が出た箇所)は、自律神経にも異常信号を送っているかもしれません。

つまり、脊椎の矯正箇所は、
・運動神経に異常信号を送っていれば、緊張や脱力感の問題
・感覚神経に異常信号を送っていれば、しびれや違和感の問題
・自律神経に異常信号を送っていれば、内臓やホルモン分泌など総合的な問題

の原因になる可能性が有るということです。
これらの理由から、当院では背骨を一つ一つ反射検査をして、異常部位のみ矯正します。

「運動をした方が良い」「体は柔らかい方が良い」と言われるのも、背骨を動かして神経に刺激をいれましょうということでもあります。

中枢か抹消か

人間の体は、神経によって全身をコントロールされておりますが、その「神経」と呼ばれるものはたくさんあります。

体を動かすのは運動神経
感覚を感じるのは感覚神経
体全体の調整は自律神経

などなど。さらに神経を大まかに括ると

・中枢神経
・末梢神経

に分けられます。
中枢神経は脳と脊髄です。末梢神経はそれ以外です。
中枢神経は全体に影響し、末梢神経は局所的に影響します。
<中枢神経>
(例)深呼吸すると、頭も体もシャキッとします。
→「深呼吸」という行為が「中枢神経」を刺激し、「頭や体」に「シャキッ」という「全身症状」をひきおこしたのです。

<末梢神経>
(例)正座すると、足が痺れる
→「正座」という行為が「末梢神経」を刺激し、「足」が「しびれる」という「局所的」な症状が引き起こされたのです。

このように、「脳」にある中枢神経は体全体多くの部分に波及するのに対し、「背骨から出」た末梢神経は局所的な影響があります。

したがって、自律神経の症状でも、中枢神経由来か末梢神経由来かによって治療方法は変わってきます。

事例紹介

事例紹介

ケース1)便秘、下痢がある
胃へ向かう神経は胸椎5〜9。腸は胸椎10〜腰痛2なので、抹消神経由来ならばそこを矯正します。

さらに、「『時々』便秘、下痢になる」の場合は、中枢神経由来も考えられます。
このようなバイオリズムの不調は、中枢系も関与します。
また、手足が冷たいなどの症状が出れば、これは全身症状です。つまり中枢神経由来の可能性が大きくなります。

多くの場合、末梢神経のみが原因となる自律神経の不調というのはあまり無いです。
ほとんどは中枢神経にも何らかの機能的な問題があるため、そこの強化が必要になります。

*医療従事者の方へ
ここで表現している“中枢神経”は脳神経全てを指しています。脳神経は3〜12までは2次ニューロンとなるため、本当は末梢神経であるという理解をしています。
しかしながらこのHPの趣旨としましては、患者さんがご自身の体の理解を深め、自分で体をコントロール出来る様になることを目標としています。敢えて断定的な表現になってしまうこともご理解いただきます様よろしくお願い致します。

*一般の方へ
なるべく正確に記述していますが、正確な記述には概念の共有が必要です。その概念を言語化したものが専門用語であり医学用語になります。医学用語を使わないと、ややニュアンスの異なる表現になってしまいます。そうならないよう正確に書くと、文量が極めて多くなります。よって詳細が知りたい方は個別にお伝えしています。

中枢神経への刺激

中枢神経は図にある神経のことをここでは指しています。

ざっくり言うと・・・
・動眼神経と滑車神経は交感神経の活動を高めます。

・三叉、外転、顔面、聴神経は交感神経の活動を抑えます。

・舌咽、迷走、副、舌下神経も交感神経の活動を抑えます。

このような働きが左右それぞれにあり、体全体に影響を及ぼします。

したがって、リハビリでは「どの神経を」「どのくらいの強度」で刺激を入れるかを決めていきます。

ここでは、大まかな全体像を理解して頂き、検査の後、
・自分の機能はどこを改善したほうが良いのか
・どこの機能が、体にどんな影響を及ぼしている可能性があるのか

を、お伝えします。これらの神経の組み合わせや反応強度が違うので、リハビリメニューは全員違います。

*知っていること < 理解すること < 出来る様になること
これがリハビリの考え方になります。自分の体を理解する一助となれば幸いです。

目の使い方で起こる自律神経の不調

黒・赤、それぞれ焦点を合わせる為に「目は寄る」

目の調整の大部分は自律神経によって行われます。

よって、調節の仕方に問題があると、自律神経にも問題が生じやすくなります。また、目の調節機能を上げることで、自律神経の改善にもつながります。

では、目の調整についてですが、私たちは何かを注目するとき、対象物との距離に応じて「寄り目」をしています。

例えば、ものすごく近くのモノを見るとき、「寄り目」になりますね?「鼻」などみると寄り目になります。
このように私たちは、両方の目を寄せて「焦点」を合わせようとする働きがあります。

これは、「鼻」を見るなど極端に近い距離だけではなく、
・20センチの距離にあるスマホを見る
・40センチの距離にあるパソコンを見る
・1メートルの距離にある人の顔を見る

などそれぞれの距離に応じて「寄り目」をして焦点を合わせています。
この焦点を合わせる働きに、自律神経が関与しています。

左右の目に差があったり、機能的な偏りがあると、自律神経にも問題が起きることがあります。
・目が疲れやすい
・目の奥が緊張する
・目を使いすぎると、何らかの不調がある

など様々な症状が出ます。
眼科では「目の病気」を治療しますが、上記のような「機能的な問題」は病気ではないので、リハビリによって改善する必要があります。
 

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