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リハビリ

はじめに

機能改善とリハビリ。この二つについて、定義したいと思います。
前回、機能改善のお話で体の状態は
1、インプット
2、「脳」
3、アウトプット
というお話を致しました。
「機能改善は1→2」
「リハビリは1→2→3」までを指します。以下、簡単に概略を書きます。

<機能改善>
機能とは3つの感覚から「脳」の解釈に至る反応を指します。つまり、
「感覚からの明確な情報伝達」を目的にしています。

<リハビリ>
誤った神経回路から脱却し、筋肉・自律神経へ至る新しい神経回路を構築することを指します。つまり、
「明確な情報伝達(インプット)」「適切な情報処理(脳)」「正確な情報発信(アウトプット)」を目的にしています。

全部の回路を統合し、新しく構築することをre(再び)habilis(適した状態)=リハビリと呼びます。

リハビリとは

神経回路の再構築を指します。
新しく
1、インプット
2、脳
3、アウトプット
を繋ぐ神経回路を新しく作ります。「脳」は刺激によって、新しい神経回路を構築します。これが反復刺激によって「成長」する仕組みです。この仕組みを「脳の可塑性」と呼びます。
次の動画をご参孝にどうぞ。<1分54秒>

いかがでしたでしょうか?

続いて、下記の動画もご覧ください<7分>
新しい回路が構築される過程がご覧いただけます。

勉強・スポーツ・仕事・リハビリ、どれも機能の改善には反復学習が必要です。この二つの動画が“脳の可塑性”について教えてくれます。

治療という言葉のイメージから、「病理(病気・怪我)」の治療法のイメージが強く、あたかも特効薬があるかのように思われがちですが、そのようなモノはありません。痛みや機能不全の改善には神経的な変化が必要であり、可塑性は受動的プロセスではありません。薬を飲んで寝ているだけでは機能は変化しないのです。機能の再構築には能動的な反復刺激が必要なこと。そして、いくつになっても新しく回路が構築できる希望はあるということです。
ご自身がいつから調子が悪くなったのか?
いつから感覚に歪みが生じてきたのか?
その間違って強化された神経回路の期間が長いほど、新しい神経回路に切り替える期間が、長くなります。

やろう!と思ったその時が一番、改善しやすいタイミングです。
是非、機能を上げた自分を手に入れてください。

「脳」の解釈が間違うことがある

ストレスと解釈しているのはなぜ?

インプットが正常でも、「脳」が“防御反応”をしてしまい、痛み・不調につながることがあります。

それがストレスです。
当院では「無意識のストレス」を探るワークも導入しておりますので、こちらをどうぞ(無意識のストレスによる自律神経の不調

 

「脳」の勘違いは、しばしば起こります。
例えば、
・大怪我をしている他人を見ると「痛そう・・」と自分まで体が強張ってしまう。
・子供が学校行きたく無い時「お腹が痛くなる」
大人だって嫌な仕事や会合の前に、具合が悪くなったりします。逆に、楽しい所に行くとたちまち元気になったりもします。
このような作用は「脳」が体性感覚からくる感覚を解釈した結果「感情」が生まれ、その感情がホルモンの分泌等々に関わり、痛みを含めた様々な感覚を体現したのです。「感覚」に異常が起きているわけではなく。“防御反応を起こさなくてはならない”と判断し、体が硬直し痛みとなることがあります。このような事は誰にでもよく起こります。別に放置しても問題ありません。但し、心の癖のようなものがあるので、気になる方はご報告ください。

施術には満足度や相性などといった、情動・感情的な尺度も大切なことがあります。当院では、ご本人の主観的に寄り添いつつ、客観的な指標により、機能を改善することを目標にしています。

<病理の場合>
「脳」自体に何か病変がある場合。一次ニューロン障害・認知症・うつなどは病理なので、専門病院をお勧めします。

それぞれの治療法が脳に与える作用

“防御反応”により体が緊張し、ガチガチに固まってしまった。その結果神経や血管が圧迫され痛くなった。

という状態はしばしば起こるものです。ではなぜ“防御反応”が生まれたのでしょうか?

この問題を解決する為に、感覚の異常を見つけ、正しい情報処理ができる様に感覚を鍛え、「脳」に再解釈してもらう必要があります。

そこで、治療法は何が良いのか?という問題ですが、必要な感覚を「脳」に送ることが出来れば何でも良いのです。
だから、どの治療法でも一定数治る人はいますし、治らない人もいます。
治るために必要なものは
・必要な刺激と量を満たすこと
・能動的に動く(脳からアウトプットする)こと
この二つです。これによって新しく正常な神経活動が構築されます。

治療院に行かなくても治る人もいます。その場合は、日常生活の中で上記二つの条件をクリアしたのです。

ここで「感覚」について少々言及しておきます。
・体が感じる体性感覚
・視覚情報
・バランス感覚
この3つに大別されます。
これらの3つの感覚が、神経を介して「脳」へ情報を送り、その情報をもとに脳が快活に生存できる様に筋肉や自律神経を制御します。
この3つがそれぞれ補完し協調できるように各機能を改善し、その新たに獲得した機能を元に体の制御パターンを再構築することがリハビリです。

次に、それぞれの施術法が脳へどのような刺激を送っているのか簡単にご紹介致します。

<マッサージ、ストレッチ>
「触れる」「押す」「圧迫する」「伸ばす」「さする」などの皮膚に関わる感覚を「脳」へ送っています。

<テーピング、湿布、スパイラルテープ>
これも皮膚への刺激をいれています。マッサージとの違いは、継続的に刺激を入れ続けることができます。相対的に刺激量が増えます。湿布などは、鎮痛作用などの薬効成分も含まれます。

<包帯、固定>
怪我(組織の損傷)がある場合は、傷ついた組織同士を接着する物質が出ます。したがって、結合しやすい環境をつくるために固定します。

<投薬>
ウイルスや細菌によるものは、抗ウイルスを目的とした抗生物質などです。痛み止めも、痛みの物質を化学変化によりブロックするので、抗痛み物質のようなものです。いずれにせよ化学変化を引き起こすものであり、何かの機能を改善するものではありません。

 

*それぞれ脳への刺激を送っています。その刺激が適切で、且つ必要十分な量に達した時に体に変化が起こります。
変化がない場合は、その感覚(体感覚)に異常はなく他の感覚(視覚情報・バランス感覚)に異常があるか、刺激量が足りないということです。

<当院の場合>
矯正により神経回路そのものの強化を行います。詳細はこちらをどうぞ(骨盤矯正・全身矯正
検査により必要な感覚を特定しますので、ご自身で鍛えていただきます。感覚機能には様々なパターンの組み合わせがありますので経過ごとに再検査し、強化を繰り返します。
基本方針は
①「明確な感覚の情報伝達」→セルフエキササイズにより強化
②新しく出来た感覚(インプットから脳への回路)を元に、筋肉や自律神経への新しい伝達回路の構築(脳からアウトプットへ向かう回路)→様々な動きをしながら、検査と矯正を繰り返し新しい回路(神経伝達パターン)を構築

​このように二つの過程を繰り返し、頭と体を使うことで、新しい神経回路を切り開いていきます。
マッサージ・アイソメトリック、筋膜リリース等症状に応じて行いますが、矯正はそれらの神経伝達回路の強化ができる最高の方法で、且つセルフでは出来ないので、基本的には行うようにしています。

能動的な反復によって強化されることで、脳を含めた体全体が物理的に変化していきます。総合的な体の機能全体を底上げすることを目的に施術しています。

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